創立60周年記念講演会『すばらしい可能性のある子供たちの未来へ』横峯吉文氏!

昭和30年4月1日に祖父の長谷川貢一が農繁期にお檀家のお子さんが用水路で溺れたことがきっかけで当保育園が始まりました。今年で60年目をめでたく迎えることができました。それは多くの保護者や職員の皆さまのお蔭様と感謝しております。それを祝福致しまして保育園で毎日行っております「ヨコミネ式」幼育法の創始者であられる横峯吉文氏を鹿児島県よりお迎えいたし「すばらしい可能性のある子供たちの未来へ」と題してご講演いただきました。

              

最初に年長さんのすばらしい演技があり、日ごろの成果をご覧いただきました。「ヨコミネ式」はシンプルですが、非常に奥が深いです。私たち親はどうしても子供に上から「教えてあげよう」としてしまいます。しかし、それでは、子供の自主性は育ちません。どんな子でも「自分自身」で歩くことができます。それは、周りの親が自然と歩いているからです。毎日毎日繰り返すことにより、筋力がつけば誰でも自然に歩けるようになるのです。

              

そして、子供に「甘えさせる」のは3歳まで。その後は「自分から」なんでもやれる子にするために「子供たちにやらせてみること」が何より大切です。子育てには忍耐が必要です。「子育ての目的は?」一体なんでしょう?どのくらいの親御さんが「子育ての目的」を意識して子育てをしているでしょうか?「子育ての目的」は、「自立させること!」これに尽きると横峯先生は仰います。そのための、読み書き計算であり、本読みであり、逆立ちであり、側転であり、そろばんであり、絶対音感であり、かけっこなのです。子供たちは、できると嬉しくなり、人に見せたがります。お手伝いをして「認められて」お母さんに「ありがとう」と感謝されると嬉しくなります。

              

子育てにおけるすべての元凶は「甘やかし」「過保護」「溺愛」です。将来の日本を担う「自分から学び、自分から考え、自分から行動する」子供たちを育ててゆきましょう。私たち毛里田保育園の職員も子供たちの幼児期の保育に「責任と誇りの持てる」仕事をしてゆきたいと常に願って止みません。横峯先生、ご講演とご指導誠にありがとうございました!尚、当毛里田睦会の札幌と横浜の保育園でもヨコミネ式を取り入れたよ幼児教育をしております。これからも情熱をもって幼児教育と学童保育に関わってゆきたいと思います。合掌